「議論尽くす時間必要」信州大新学部設置巡り学長が飯田市長に伝える

松下和彦
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 【長野】信州大の新学部設置をめぐり、飯田市の佐藤健市長は4日の定例会見で、信大の中村宗一郎学長から「養成する人材像や設置目的について学内で議論を尽くし、方向性が決まったら改めて報告する」との説明を受けたと明らかにした。

 佐藤市長によると、6月30日、市役所を訪れた中村学長から伝えられたという。佐藤市長は、大学側の意図を「立地の話が先行しているが、学内で議論を尽くす時間が必要なのでは」と説明。新学部設置を「ゼロベース」で見直す可能性については「前学長の頃から積み上がっている話で、『ない』と理解している」との見解を示した。

 新学部設置をめぐっては、飯田市と長野市が誘致を表明している。中村学長は佐藤市長との面会前、長野市を訪れ、同様の説明をしたとみられる。(松下和彦)