球磨焼酎、助かった原酒に背中押され 豪雨2年、蔵元が再建へ一歩

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今村建二
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 熊本県南部を襲った豪雨では、500年続く「球磨焼酎」の蔵元も被害を受けた。それぞれの蔵での独特の酒造りに欠かせない「蔵つき酵母」も流され、大きな痛手を負った。あれから2年を迎えた4日、二つの蔵元が再建への一歩を踏み出した。

 「ここは球磨焼酎の世界への入り口。やめるわけにはいきません」

 熊本県球磨村。橋梁(きょうりょう)が流され不通が続くJR肥薩線の一勝地(いっしょうち)駅からすぐの蔵は2年前、球磨川の濁流にのみ込まれた。傷んだ柱や壁は今も生々しく残るが、渕田嘉助さん(74)はきっぱりと語る。

 1813年創業の渕田酒造本…

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