【詳報】ウクライナ侵攻30、7月5日~7月11日(日本時間)動き

有料会員記事ウクライナ情勢

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 ウクライナ各地でロシア軍の攻撃を受けた住宅などが倒壊する被害が起き、民間人の犠牲が相次ぎました。ウクライナのゼレンスキー大統領は、こうした攻撃はロシア軍による住宅を狙ったテロ行為だと断じ、米国などから支援を受けた高性能の兵器によって被害を防ぐとしています。

(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)

■■■7月11日(日本時間)■■■

21:00(チャシブヤール15:00)

ロシア軍、「300人以上の民族主義者」殺害と発表

 ロシア軍参謀本部は11日、ウクライナ東部ドネツク州チャシブヤールにあるウクライナの「領土防衛軍第118旅団の一時配置所」を地上配備の武器で攻撃し、「300人以上の民族主義者」を殺害したと発表した。

 ロシア軍は攻撃の日時を明らかにしていないが、チャシブヤールでは9日夜に5階建ての集合住宅2棟が攻撃を受け、11日午後現在で死者26人が確認され、さらに不明者の捜索が続いていた。ウクライナ・メディアはロシア軍がこの攻撃を軍への攻撃と偽ったとみている。

21:00(モスクワ11日15:00)

ロシア国籍取得手続き簡素化、ウクライナ全土に拡大へ

 ロシアのプーチン大統領は11日、ロシア国籍の取得手続きの簡素化を住民に認める地域をウクライナ全土に拡大する大統領令に署名した。ノーボスチ通信が伝えた。ロシアはウクライナ東部を激しく攻撃し、支配地域を広げる方針。国籍取得の簡素化により、現地のロシア化を推進する狙いがあるとみられる。

 ロシアは2019年にウクライナ東部ドネツク州とルハンスク州の親ロシア派支配地域を対象に手続きの簡素化を認めた。今年5月には南部ヘルソン州と中南部ザポリージャ州を対象地域に加えていた。

20:30(チャシブヤール14:30)

26人犠牲の集合住宅、捜索続く

 ウクライナ非常事態庁による…

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2022年7月6日9時32分 投稿
    【視点】

     追加のコメントです。3日、岸田首相は東京都内での街頭演説で「今の半分程度の価格を上限として、それ以上では国際社会において買わない、買わせない仕組みを作る」と述べたということです。メドベージェフ氏の発言は、これに対して反応したものです。ロシ

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    服部倫卓
    (ロシアNIS経済研究所所長)
    2022年7月6日8時27分 投稿
    【視点】

    スウェーデン、フィンランドのNATO入りに関しては、プーチンのオウンゴール論が主流だが、以前も申し上げたとおり、個人的には少し違う捉え方をしている。 プーチンにとって最も重要なのは、内部の体制を引き締めることであろう。NATOという分かり