「パンにカビ」で残念なあだ名も ロシアのマック後継チェーンで騒動

ウクライナ情勢

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 ロシアから撤退した米マクドナルドの店舗を6月に引き継いでスタートしたロシアのファストフードチェーンで、「ハンバーガーにカビが見つかった」とSNSに投稿されて話題になっている。真偽は不明だが、もともと「量が減った」といった不満も出ていただけに、ネット上では不名誉な「あだ名」もつく事態になっている。

 ロシアメディアによると、カビがついたハンバーガーが見つかったのは、ロシア版マックとなる「フクースナ・イ・トーチカ」(おいしい。それだけ)のモスクワにある店舗。客が2日に撮影したとされる食べかけのハンバーガーの写真がSNSに投稿された。

 写真を見ると、丸いハンバーガー用のパン「バンズ」の外側上部から内部にかけて、緑色のカビのようなものが確認できた。

 運営会社はロシアメディアに、「品質と安全性は当社の最優先項目であり、保管や調理は手続きに従っている。(バンズの)メーカーにも事情を聴いている」と答えた。

 ただ、SNSでは他にも「カビがついたハンバーガーが販売されていた」という投稿があり、さらに問題が拡大する可能性もある。

 SNSでは、「製品管理のノウハウはマニュアルを引き継ぐだけでは身につかない」と、今後を不安視する声も出ている。

 「おいしい。それだけ」は6月12日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシア事業から撤退した米マクドナルドの従業員や店舗、設備を引き継いで再出発した。ロシアメディアは、旧マクドナルドの約850店舗のうち、すでに約140店舗が再開したとしている。

 心機一転して発足したばかりの新ブランドにとっては手痛い騒動。以前から「メニューが減った」「量が少ない」といった不満も出ており、ブランド名をもじって、「悲しい。それだけ」「おいしくない。それだけ」と皮肉る声も出ていた。