サハリンで発見の遺体、DNA型鑑定資料がロシア到着 観光船事故

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大野正美
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 北海道・知床半島沖での観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の沈没事故で、ロシア・サハリン南部で見つかった乗船者とみられる男性の遺体について、DNA型鑑定のための資料が日本側からロシアに到着した、と現地メディアが伝えた。

 サハリン州のネットメディア「サハリン・インフォ」によると、ロシア外務省のウラジーミル・ノソフ在サハリン州代表は、親族からの鑑定資料が4日、在ユジノサハリンスク日本総領事館からロシア側に渡されたと説明。資料は同日のうちにサハリン州捜査委員会などに送られたという。遺体は6月28日にサハリン南部のオジョルスコエ村近くで見つかったという。

 一方、国後島で発見された別の2遺体は、ロシア側のDNA型鑑定では、カズワン甲板員の曽山聖さん(乗船時27)と乗客だった北海道内の女性のデータと一致したことが確認されている。ノソフ代表は、「州外で鑑定をしているため、公式な結論を得るのに時間がかかっているが、日本側には口頭でデータが一致したことを伝えた」と説明。「現在は遺体引き渡しの予備的な協議をしているだけだが、公式に身元が確認され次第、実質的な協議が始まる」と述べた。

 国後島の2遺体の引き渡しに…

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