チャンピオン犬の子と誤認させて販売した疑い ブリーダーを書類送検

茶井祐輝
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 容姿などに優れた「チャンピオン犬」の子どもであると誤認させるような表示をして犬を販売したなどとして、滋賀県警は5日、同県東近江市のブリーダーの男性(63)を不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき))の疑いで書類送検し、発表した。

 生活環境課によると、男性は同県竜王町で犬を飼育して販売業を営んでいる。昨年7~10月、大阪府内のオークション会場で、チャンピオン犬の子ではない犬3匹について、誤認させるような表示をし、計約70万円で落札業者に売った疑いがある。男性はうち2匹について「チャンピオン犬の子だと思っていた」と容疑を否認しているという。

 また、男性は獣医師でないのに、昨年10月に犬3匹にワクチンを注射したとする獣医師法違反容疑や、同11月、飼育していた犬約200匹の登録を町に申請せず、うち約190匹に狂犬病の予防注射を受けさせなかった狂犬病予防法違反容疑でも5日に書類送検された。

 男性はこれらの容疑は認め、「面倒だった」などと話しているという。(茶井祐輝)

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    太田匡彦
    (朝日新聞記者=ペット、動物)
    2022年7月5日19時40分 投稿
    【視点】

     血統書の発行団体によって、親犬のDNA登録が必要な団体と、そうでない団体とがある。親犬のDNA登録が不要な団体の場合、「チャンピオン犬の子」と偽って高値で売買したり、交配手数料を取ったりする事例があるというのは、取材をしていてよく耳にする