「色物とみられ」元アイドルの立候補、苦しんだ偏見 市井紗耶香さん

有料会員記事参院選2022

榊原一生、菅原普
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19年参院選に立候補 市井紗耶香さん

 元「モーニング娘。」の市井紗耶香さん(38)は2019年夏、参院選に立憲民主党から比例区に立候補した。4人の子どもを育てる立場から育児支援を訴えて、5万票を獲得したものの落選。タレント・女性候補への「偏見に苦しめられた」と言う。一方で、立候補を「後悔していない」とさらりと話す市井さんに、その理由と、自ら感じた「壁」を聞いた。

いちい・さやか

 1983年、千葉県船橋市生まれ。「モーニング娘。」の元メンバー。前回2019年の参院選に比例区から立候補し、5万415票を獲得した。

 ――4人の子どもを抱えての選挙戦でした。

 「大変でした。稼働できるのは朝9時から夜6時まで。それは党側にも事前に伝えていました。それでも、朝から演説し、夕方に駅立ちをしようと思えば、夕食の支度や家事はそれまでに済ませておかなければならず、夫と負担を分担して何とか戦ってこられたという状況です。サポートがない状態で子どもを持つ女性が立候補することは難しいと感じました」

「お前なんかいらない」街頭でぶつけられ

 ――では、どうすればよいの…

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    安田峰俊
    (ルポライター)
    2022年7月8日2時25分 投稿
    【視点】

    立候補時の家族負担の重さや託児等の配慮の必要性について、貴重な指摘がなされています。ただ、率直に言ってモヤモヤするインタビューです。市井氏がかつて立候補した際に具体的にどんな政策を考えて、政治家になって何を実行したかったのかが見えてきません

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