「全国旅行支援」7月前半開始、延期の可能性も 政府内に慎重論浮上

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西村圭史、枝松佑樹、高木真也
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 政府が7月前半の開始をめざしている観光支援策「全国旅行支援」に延期の可能性が浮上してきた。実施の前提となる新型コロナウイルスの感染状況が悪化し、政府内に慎重論が出始めているためだ。政府内にはこのまま感染の拡大傾向が続けば、実施は秋以降になるとの見方も出ている。

 松野博一官房長官は5日の記者会見で全国旅行支援を予定通り実施するか問われたが、「新規感染者数、病床使用率、療養者数、死亡者数などの動向を含め、総合的に見極めた上で適切に判断をしたい」と、明言は避けた。

 全国旅行支援は、都道府県ごとに実施している「県民割」の旅行先を全国に広げるものだ。県民割の対象となる旅行先は同一都道府県内で始まり、今年4月からは「ブロック割」として関東や近畿といった一定のエリア内に広げている。

感染状況に変化

 補助額は、2020年に実施された大型支援策「Go To トラベル」に近い水準だ。新幹線や航空機などの交通機関をセットにした旅行商品なら、1人1泊8千円を上限に、旅行代金の40%が補助される。これに、旅行先で使える3千円分(平日)の買い物クーポン券がつき、合計で実質1万1千円が補助される。岸田文雄首相は、感染状況の改善を条件に、7月前半の実施を打ち出していた。

 ところが、先月30日に急き…

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