「どんだけ練習を…」生まれつき短い指、バット振り続け伝えたいこと

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富永鈴香
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 【京都】グラウンドに快音が響く。6月の放課後、塔南高校野球部の打撃練習で打席に立っていたのは亀井秀寿(ひでとし)君(3年)。投手の投げる球めがけてバットを振り切り、カキーンと打ち返しては、ゆっくりと構え直していた。

 だが、バットの構え方がほかの選手と少し違う。右手は添えているだけ。その指はしっかりと握るには長さが足りない。

 亀井君は生まれつき、手の指のうち8本が短い。医師の診断は「先天性絞扼輪(こうやくりん)症候群」。今も握力は左が15キロ、右が7キロしかない。

 この指のせいで、人と関わることにも、大好きな野球にも、ずっと積極的になれなかった。

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