都内団地に増える高齢1人暮らし 交流は減、企業が「近所付き合い」

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滝沢貴大
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 「年々、1人暮らしの高齢者が目立ってきている。コロナ禍もあって家にこもる人が増え、そのまま孤独死する人も出ている」

 10階建て以上の29棟が縦横に並ぶ高島平2丁目団地(東京都板橋区)。自治会長の戸田敏之さん(75)は現状をそう説明する。

 戸田さんの両隣も高齢の1人暮らし。先日、1人が救急車で搬送され、帰宅していないという。「隣人と交流したがらない人も多く、その場合、部屋の中の様子はわからない」

 2丁目団地を含む高島平団地は1970年代に整備され、「東洋一」ともうたわれた。水洗トイレやシステムキッチンなど当時最先端の設備が売りで、20~30代の子育て世帯が入居者の大半を占めた。

 週末は敷地内の公園から子どもの声が絶えず、親同士も交流を楽しんだ。小学校は校舎が足りず、プレハブを増設した。

 それから半世紀。人も建物も…

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