「厳しい戦い、試験までに出来る限りのことを」 将棋の里見女流四冠

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佐藤圭司
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 女性初の将棋棋士を目指し、棋士編入試験を受験する女流棋士里見香奈女流四冠(30)が6日午前、大阪市福島区関西将棋会館で記者会見に応じ、心境を語った。

 受験資格を満たした直後は「あまり前向きではないかも」「自分の中で(受験したいという)強い気持ちが出てきたら」などと話していたが、最終的に受験を決断した心境を問われ、里見女流四冠は「(受験資格を満たしてから)1カ月が経って、深く考えたということではなくて……。目の前の対局や出来事を全力でこなしたわけなんですけど、その中で、(棋士編入試験のことは)あまり考える余裕も無く……。ただ、挑戦してみたいという気持ちが出てきたので、挑戦することにしました」と説明した。

 棋士編入試験への意気込みについては、里見女流四冠は「正直、自分の実力からすると厳しい戦いになると思うんですけど、試験までに出来る限りのことをして、全力で挑みたいと思っております」と答えた。

記事の後半では、これまでの経緯や、「出雲のイナズマ」の異名を持つ里見女流四冠の経歴、これからの対局についてご紹介します。

 「女性初の棋士を目指すわけ…

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    村瀬信也
    (朝日新聞記者=文化、将棋)
    2022年7月6日22時55分 投稿
    【視点】

    里見女流四冠は棋士養成機関「奨励会」を2018年に退会しました。しかし、女流棋士として公式戦に出場することで、今回のように棋士編入試験の受験資格を獲得する可能性は十分あると見られていました。「里見さんは結構勝つかもしれない」。里見女流四冠の