第5回【祇園祭5話】ハイライトの山鉾巡行、実は主役でなく露払い?

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西田健作
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 日本三大祭りの一つで、毎年7月に開かれる京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行が3年ぶりに実施されます。動く美術館とも言われる絢爛豪華(けんらんごうか)な山鉾は見るだけでも圧倒的な存在感がありますが、より深く知ることで、京都の人々が山鉾に託してきた思いを知ることができます。

 祇園祭のハイライトとなっている山鉾巡行は、祭り本来の目的から考えると、主役ではないことをご存じですか? 神々を乗せて、京都の中心部にやってくるのは、山鉾ではなく、実は別のものなんです。

 祇園祭といえば、華やかな山鉾巡行が思い浮かびます。17日の前祭(さきまつり)に23基、24日の後祭(あとまつり)に11基の山鉾行列が進む姿は圧巻で、多くの観光客を集めてきました。でも、祇園祭の本来の目的から考えると、山鉾巡行の位置付けは、主役の前を行き、華やかな巡行で疫病神を集める「露払い」であるということは、あまり知られていません。

 祇園祭は八坂神社のお祭りで…

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