戦時下のウクライナで「ありがとう」 染みる優しさと感謝のことば

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飯島健太
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特派員メモ@リビウ

 ロシア侵攻下のウクライナに向かうため5月中旬、西隣のポーランドからバスに乗った。国境検問所で停車中、乗客20人が急にざわつき始めた。緊急事態か。私は身を硬くした。

 だが、乗客はスマホのカメラを作動させ、うれしそうにバスを降りていく。ついて行った先で歌声が響いた。イタリアで開かれた欧州の国別歌謡祭で優勝したウクライナ代表が帰国したところで、曲を披露していた。一緒のバスだったジュリア・ツォロフさん(33)に感想を聞いて記事にした。西部リビウに住む彼女も攻撃を恐れて国外に逃げていた。帰郷は2カ月ぶりだ。

 10日後に再会すると、地元…

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