かつてここにアメリカがあった 基地の記憶、米軍ハウスとともに

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編集委員・大鹿靖明
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 福岡にあった米軍板付基地の大半の返還から半世紀を迎えた。基地の記憶が薄れるなか、かつての基地周辺にいまも点在する旧米軍ハウスを、レストランや宿泊施設に活用する動きが広がっている。福岡県大野城市は市内に残るハウスの全戸調査に取り組み、返還50年を記念し、秋に展示イベントを開催する。

 JR大野城駅のそばに、隠れ家風レストラン「炭と葡萄(ぶどう)」がある。約70年前の旧米軍ハウスを改装して2019年にオープンしたイタリア料理店だ。店主の服部敏也さん(40)は店の造りを気に入っている。

 「周りは大きなマンションばかり。だからレトロな一戸建てが際立つと思って、ここを借りました」

 あえてれんがの基礎部分を露…

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