歴代「たま駅長」の写真、持っていませんか? 写真集発刊へ一般募集

高田純一
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 あなたが撮った写真を貸してほしいニャ――。三毛猫の「たま駅長」で知られる和歌山電鉄は、社員に登用してきた猫たちの写真集をつくるため、一般募集している。これまで撮りためてきた写真や、これから撮るものでも構わない。「お気に入りの写真を載せてみませんか」と担当者。9月30日まで。

 2007年、貴志駅長に雇われたのが、初代のたま駅長だった。たまが乗客の出迎えや見送りをする姿を見たさに大勢の人が詰めかけ、地方鉄道の救世主として話題を集めた。たまの写真集はこれまでに4冊発行され、好評だった。今回は歴代駅長たちがそろって登場する写真集を考えている。

 写真の対象は、たまを含め、現在の貴志駅長「ニタマ」や伊太祈曽駅長に就いた「よんたま」たちだ。電鉄によると、募集は6月20日から始めたが、たまが駅長に就いた15年前は、手軽に撮影できるスマホがそれほど普及していなかったからなのか、ニタマやよんたまに比べて、写真が少ないという。担当者は「いま一度、たまのデータを確認してくれたらうれしい。もちろん、現在の駅長らのベストショットも歓迎しています」と話す。

 6月30日に貴志駅を訪ねてみた。木曜日は伊太祈曽駅長のよんたまが貴志駅で勤務する日。機敏な動きで働いていたと思ったら、周りをキョロキョロと見たあと、あくびをして寝始めた。自由気ままだ。午後4時過ぎ、よんたまにスマホを向けていたのは神奈川県小田原市の木南景子さん(40)。「見ているだけで癒やされる。へただけど写真集に載ったらうれしい」とほほえんだ。

 写真の発刊予定日は来年4月29日。写真が選ばれた人には、写真集が贈られる。写真のサイズは1点につき5~30メガバイトのJPEGデータに限る。組み写真は不可。1人何点でも構わないという。応募方法は、氏名、電話番号、撮影者名を記入し、メール(event@wakayama-dentetsu.co.jpメールする)でのみ受け付ける。問い合わせは、同電鉄(073・478・0110)。(高田純一)