陸上自衛隊トップの陸幕長がコロナ感染 訪独中に判明、現地で療養
成沢解語
防衛省は7日、ドイツに出張中だった陸上自衛隊トップの吉田圭秀(よしひで)陸上幕僚長が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。出国前のPCR検査で6日に判明したもので、7日の帰国予定を延期して5日間、現地で療養する。11日以降に帰国する見通し。
同省によると、吉田陸幕長は英国やドイツの陸軍との協力関係を深めようと、3~7日に両国を訪れ、両軍トップと懇談、会食したり部隊を視察したりしていた。無症状で自身の任務や部隊の活動に影響はないという。同行者1人も感染がわかったという。

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