「女性は寛大に」自民・桜田氏が釈明「互いに思いやるべきとの趣旨」
少子化や未婚をめぐり「女性はもっと男の人に寛大に」と発言したことについて、自民党の桜田義孝元五輪相は7日、ツイッターで釈明した。「特定の性別、年代、結婚観などを揶揄(やゆ)する意図で発言したものではなく、すべての人々がお互いを思いやり、尊重すべきだとの趣旨で発言した」とした。
発言の撤回や謝罪はしていない。「日本の安全と安心、国民の生活の向上をはかるため、今後も政治活動に邁進(まいしん)する」とも記した。
桜田氏は5日、千葉県・JR柏駅前の街頭演説で、少子化や未婚について「男の人は結婚したがっているが、女の人は、無理して結婚しなくていいという人が、最近増えている。嘆かわしいことですけども」としたうえで「女性も、もっともっと、男の人に寛大になっていただけたらありがたい」と述べていた。
桜田氏の発言に対して、立憲民主党の泉健太代表が「時代遅れの考え方が自民党内にはびこっている」と指摘するなど、批判の声が高まっている。
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