兵庫県尼崎市の稲村和美市長(49)は7日、任期満了に伴う市長選(11月20日投開票)に立候補しないと表明した。「3期12年が一つの区切りだと思ってやってきた」と述べ、6月に起きた個人情報が入ったUSBメモリーの紛失問題との関係は否定。半年をめどに検証を進める市の調査委員会について「一定の取り組みを任期中に終了したい」と話した。
この日、記者会見を開いて明らかにした。財政再建と中学校給食導入など「未来への投資」の両立が一定程度実現できたことを挙げ、「『これで十分』というのがない仕事だが、しっかりバトンを渡すところまでが責任だ」と語った。
会見では、同市の前教育長の…
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