泊原発再稼働、核のごみ処分場…北海道の参院選候補、意見分かれる

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岡田昇
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 10日投開票の参院選で、朝日新聞社が北海道選挙区(改選数3)の候補者に行ったアンケートでは、原発や核のごみ(原発から出る高レベル放射性廃棄物)などを巡り意見が分かれた。

 津波対策の不備を理由に札幌地裁が運転を認めない判決を言い渡した北海道電力泊原発の再稼働について、条件付きながらも再稼働すべきだと答えたのは、自民新顔の船橋利実氏や国民新顔の臼木秀剛氏ら。

 船橋氏は「安全性が確認された原発は再稼働すべきだ」と回答。臼木氏は「一般的には審査をクリアし、地元合意が得られた原発は再稼働すべきだ」とした。

 逆に、共産新顔の畠山和也氏は「原発は即刻廃炉にすべきだ」、立憲新顔の石川知裕氏は「再稼働には反対」とした。立憲現職の徳永エリ氏は「泊原発は実効性ある避難体制、関係自治体と住民理解がなければ再稼働すべきでない」と答えた。

 自民現職の長谷川岳氏は「原子力規制委員会の判断に委ねるべきだ」とした。

激戦を追う@北海道

 7月10日投開票の参院選北海道選挙区(改選数3)では、現職2人、新顔10人の計12人が立候補。2016年に改選数3になってから最多の候補者が論戦を繰り広げている。連日道内を駆け回り、支持を訴える主な候補の選挙戦を報告する。

 寿都町と神恵内村では核のごみの最終処分場を選ぶための文献調査が進められている。道内に核のごみの最終処分場を設置することに反対の姿勢なのは、畠山氏や徳永氏、石川氏ら。それぞれ「特定放射性廃棄物の持込みは受け入れ難い」とする道条例や地震に対する不安、地層処分の技術が確立されていないことなどを理由に挙げた。

 一方、船橋氏は「未決定の事項に答えられない」、長谷川氏は「地元の理解が重要であり、今後も理解を深めていただける取り組みを行う」、臼木氏は「調査・設置に際しては、当該自治体のみならず広く開かれた社会的合意プロセスの整備が必要」と回答し、道内に最終処分場を設置することへの賛否は明確にはしなかった。(岡田昇)

北海道電力泊原発再稼働への賛否は?

 北海道電力・泊原子力発電所の再稼働の是非について考えをお聞かせください。また、政府が掲げる2030年までに温室効果ガスを46%削減(13年度比)する目標に向け、原発のあり方をどう考えますか。

各候補者の回答は?

※番号は届け出順…

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