2021年の保育事故、過去最多の2347件 死亡5人 内閣府

久永隆一
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 2021年に全国の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで子どもが死亡または重傷を負った事故は、前年比332件増の2347件となり、現在の集計方法にした15年以降で最多だった。21年に死亡したのは前年と同数の5人だった。内閣府が7日、公表した。

 亡くなった5人は、0歳1人、1歳2人、2歳1人、5歳1人。死因は、原因不明も含む「そのほか」が4人で、「窒息」が1人だった。2人が認可保育所で、残る3人は認可外の保育施設で事故にあった。

 死亡に至らなかった重大事故では、「骨折」が1888件(前年比228件増)と最も多かった。「意識不明」が14件(前年と同数)、「やけど」10件(前年比4件増)、「そのほか」が430件(同100件増)だった。

 21年1~12月に第1報を国が受けた事故を集計した。15年以降、事故件数は増え続けており、内閣府は「保育施設が増えたことや、事故報告の仕組みの浸透が要因の一つに考えられる」(担当者)としている。(久永隆一)