富士フイルムが新型「チェキ」 発売20年余、デジタル化で続く進化
村上晃一
撮った写真をその場でプリントできる「チェキ」シリーズが進化を続けている。富士フイルムが7日に発表した新製品では、AR(拡張現実)技術を使い、画像に文字や絵柄などをつけられるようになった。来年で発売から25年。アナログカメラにデジタルを融合させ、世界で若い世代の心をつかんでいる。
新製品「instax mini Link 2」は、スマートフォン用アプリを使って撮った画像をフィルムに現像できるプリンターだ。AR技術によって、被写体となる人が空間に文字や絵を描いたり、シャボン玉や花びらの装飾をつけたりもできる。スマホの動画からベストの瞬間を選んで現像もできる。今月28日発売で、想定価格は税込み1万5800円だ。
1998年に発売されたチェ…
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