盧溝橋事件から85年の北京 記念式典は5年ぶりに最高指導部が出席

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北京=高田正幸
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 日中全面戦争のきっかけとなった1937年の盧溝橋事件から85年となる7日、北京郊外の盧溝橋近くにある中国人民抗日戦争記念館で記念式典があり、共産党最高指導部の一人で、宣伝戦略を担う王滬寧(ワンフーニン)・党政治局常務委員が出席した。最高指導部の出席は、事件から80年だった2017年以来5年ぶりとなる。

 国営新華社通信によると、王氏は式典で演説し「中国共産党は日本の侵略者に対し最も勇敢な闘争を繰り広げた」と主張。党の指導を堅持することに加え、習近平(シーチンピン)国家主席の地位と政治理念の重要性を強調して「中華民族の偉大な復興のために奮闘しなくてはいけない」と訴えた。

 式典は同館が開館した87年…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年7月8日7時22分 投稿
    【視点】

     この記事を読んで、2001年の小泉訪中に同行したのを思い出しました。この年に首相となった小泉氏が8月に靖国神社に参拝して中国が反発し、9月に米国で同時多発テロが起き、10月に小泉氏は北京へ。首脳会談の前に郊外の盧溝橋を少し歩き、近くのこの