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宮崎県、コロナの独自警報を再発令 感染拡大連日の500人超

新型コロナウイルス

大野博 大畠正吾
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 宮崎県宮崎市は7日、新たに571人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。500人を超えるのは2日連続で、前週の木曜日からほぼ倍増した。また、基礎疾患を治療中だった80代の感染者1人の死亡も発表。ワクチンは3回接種済みだったという。感染者の累計は6万993人、死亡者は148人となった。

 クラスター(感染者集団)は6件発生。新規感染者の居住地は宮崎市242人、都城市130人、延岡市67人、三股町29人、日向市28人、小林市17人など。

 6日時点の入院患者は50人(重症者ゼロ)で、病床使用率は16・3%と、30日ぶりに15%を超えた。(大野博)

認証なしの店利用「4人以下、2時間以内」呼びかけ

 宮崎県の河野俊嗣知事は7日会見し、新型コロナウイルスに関する県独自の警報「医療警報」を同日から発令すると発表した。この日発表された6日時点の病床使用率が16・3%と目安を超えたためで、6月20日の解除からわずか18日での再発令となった。

 河野知事は「新規感染者が1千人になってもおかしくない状況。強い危機感をもってほしい」と感染防止の徹底を呼びかけた。

 県の独自警報は3段階で、医療警報は一番下のレベル。今回の発令で県は、感染対策で「ひなた飲食店」の認証を受けていない店の利用者に対し、「1卓4人以下、2時間以内」での会食を求める。

 県内では医療警報の解除直後から、感染者数が前週の同じ曜日を上回る日が続いている。特にワクチンの接種率が低い10歳未満と10代の感染が目立ち、6月20日~今月7日の感染者は計2018人と全体4570人の44%を占める。

 河野知事は保護者に「鼻水やのどの痛みなどささいな症状でも登園や登校は控え、医療機関を受診させてほしい」と呼びかけた。(大畠正吾)

県立延岡病院で12人院内感染

 宮崎県延岡市の県立延岡病院は7日、入院患者12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病院は、ほぼ同時期に感染者が確認されたことから院内感染の可能性が高いとみている。

 病院によると、入院時にはPCR検査で陰性だった患者1人の感染が5日に判明。同じ病棟の入院患者と医療スタッフ約40人を検査したところ、新たに患者11人の感染が確認された。当面、新たな入院患者はほかの病棟で受け入れることで調整し、外来診療は通常通り行う。(大畠正吾)

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