「がばい旋風」佐賀北率いて全国制覇 百崎さんが教え子に願うこと

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大村久
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 長年、高校野球の発展と選手育成に尽くした指導者を日本高校野球連盟と朝日新聞社が表彰する「育成功労賞」に、佐賀県内から百崎敏克さん(66)が選ばれた。自分で考える力の大切さを選手らに指導して「心のキャッチボール」を心がけ、2007年に母校・佐賀北を率いて「がばい旋風」を巻き起こし全国制覇に導いた。9日に開幕する全国高校野球選手権佐賀大会の開会式で表彰される。

 百崎さんは高校時代、佐賀北の野球部で主将を務めた。大学を卒業した1980年に佐賀農芸高(現・高志館)で国語教師となり、野球部監督に就任。その後は佐賀東、神埼、三養基、佐賀北で監督や部長を務め、指導にあたった。甲子園出場は6回。92年夏に佐賀東の部長で、2001年には神埼で監督として春・夏の連続出場。そして佐賀北を07年と12年、14年に夏の甲子園出場に導いた。

 佐賀農芸の監督時代は生徒に…

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