与党と野党で「戦」にも例えられるのが選挙だが、国民民主党の玉木雄一郎代表は、参院選で一風変わったフレーズを繰り返した。
「与党とか野党とか言っている場合じゃない」
各地の街頭演説で政府・与党を強く批判することもなく、かたや、旧民主党を源流とする「兄弟政党」の立憲民主党とは距離を置くことに腐心した。
公示から1週間たった6月29日、三重県伊勢市の駅前に、国民民主と立憲の最大の支持団体・連合の芳野友子会長と、立憲の泉健太代表が駆けつけた。
無所属候補の応援に立たない玉木氏 街頭演説でも触れず
両党が一緒に推薦する全国に…