「キャラ合わないと言われても」 泉谷さんが目指すSDGsなロック

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城真弓
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 SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに掲げた「北九州ロックフェスティバル2022with SDGs spirits」が今年9月、北九州市で初めて開かれる。飲食ブースで売れ残った食材を寄付するなどフードロスに取り組み、会場に太陽光パネルを設置して当日使用する電気の一部を賄う。市出身のロックバンド「175R(イナゴライダー)」のほか、「DISH//」「7ORDER」など10組程度が出演する。

 発起人である歌手の泉谷しげるさんが7月6日、市内で会見し、北九州市やSDGsについての思いを赤裸々に語った。

炎天下のフェスで倒れる 「やばい」と感じた

 「3年前に(北九州市で「阿蘇ロックフェスティバルin北九州」を開催し)次は北九州オリジナルのロックフェスをやろうねと言った。だが、コロナで出ばなをくじかれ、フェードアウトかなと思っていたところ、SDGsというのを知り、ロックとSDGs、合わないことをやっちゃおうかと」

 泉谷さんは、これまで各地でロックフェスを開催するなか、炎天下のフェスで観客や出演者が倒れることもある状況に「やばい」と感じはじめ、地球温暖化やSDGsに関心を持つようになったという。北九州市は国内外でモデル都市に選ばれるなど、市をあげてSDGsに取り組む。

 「俺が『SDGsどうだ』と言ったら、北九州市はSDGsをやっています、という。驚いた。偶然だったが、私の思いとぴったり合った。ここを日本で最初のロックとSDGs、一見合わないかもしれないが、融合した新しいモデルを作れたらいいなとマジで思っている」

 北九州市はもともと思い入れがある場所だったという。

■「客が暴れん坊で、気に入っ…

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    井本直歩子
    (元競泳五輪代表・途上国教育専門家)
    2022年7月17日5時49分 投稿
    【視点】

    「キャラに合わない」。これはSDGsや社会貢献活動の推進にとって重要なキーワードじゃないかと思いました。SDGsは誰もが取り組むべきものだけれど、仕事でもないのに自分から積極的に活動するのは…と思っている人は多い。もっと多くの人が能動的に取

    …続きを読む