インドネシア外相「解決は戦場でなく交渉で」 G20会合で呼びかけ

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バリ島=翁長忠雄
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 インドネシア・バリ島で開かれている主要20カ国・地域(G20)の外相会合2日目の8日、全体会合が始まり、議長国インドネシアのルトノ外相が冒頭で演説した。ロシアのウクライナ侵攻について「我々には戦争を終わらせる責任があります。違いを解決するのは戦場でなく、交渉のテーブルです」と訴えた。

 ルトノ外相はまず、外相会合が開かれているバリ島の特徴について、ヒンドゥー教徒が多数を占めるが、イスラム教やキリスト教、仏教、儒教を信じる人々がともに暮らしていると紹介。「これが私たちインドネシアの経験なのです」と語り、「この部屋を見渡してください。私たちはみんな違うし、それは変えられない。だが、同じ惑星に住んでいるのです」と呼びかけた。

 またルトノ外相は、世界がコロナ禍、ウクライナでの戦争、さらにその影響による食糧やエネルギー危機に直面しているとし、人々は多国間主義への信頼をなくしているとの認識を示した。そのうえで「多国間主義のない生活を想像してください。状況はさらに悪化するでしょう」と指摘した。

 インドネシアのジョコ大統領

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