過去最多114カ国が参列へ、国連事務総長も 広島の平和記念式典

核といのちを考える

岡田将平
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 広島市は8日、8月6日の平和記念式典の概要を発表した。6日現在、114カ国の駐日大使らが参列を予定し、2015年の100カ国を上回って過去最多になる見通し。国連のグテーレス事務総長も初めて参列する。

 市によると、核兵器保有国では、米国、英国、フランスに加え、核不拡散条約(NPT)に加盟していないパキスタンイスラエルも参列を予定している。インドは欠席し、中国と北朝鮮は未回答だという。昨年参列したロシアに対しては今年、ウクライナへの侵攻を理由に招待を見送った。

 グテーレス氏は18年、現職事務総長として初めて長崎市の平和祈念式典に参列した。国連事務総長が広島の式典に出席するのは、10年の潘基文(パンギムン)氏以来、12年ぶり2回目となる。

 過去最多の見通しとなったことについて、広島市の担当者は「新型コロナウイルスにかかわるさまざまな制限が緩和され、出席していただきやすい状況になったかと思う」と話した。

 式典会場には約3550席が設けられ、コロナ禍前の3割程度まで戻る。(岡田将平)

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