小山南、開幕試合で強打のへんりん 守りの課題は新チームへ 栃木

津布楽洋一
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 8日、高校野球栃木大会1回戦、栃木商8―6小山南

 観客の多い開幕試合で、栃木商と激しい点の取り合いを演じた小山南。八回に4点を奪われて最後は競り負けたが、強力打線のへんりんは示した。

 五回までは無得点。2番打者の北條恋(3年)は、相手投手の「高めの速球に手を出してしまった」という。だが、選手たちは当てにいくような消極的な打撃はせず、持ち味の鋭いスイングに徹した。六回には森田琉輝星(るきあ、3年)らが安打を集め、一気に逆転。追いつかれた後の七回にも、2点を加えて勝ち越した。

 その一方で、守りは安定感を欠いた。神山雅監督は「1点を許しても良いから、3アウトを取ろう」と指示したが、失点したくない気持ちが強すぎたのか、動きの硬さがミスにつながり、1イニングに複数点を奪われることもあった。

 神山監督は新チームに向けて「来年の夏、きょうできなかったことができて、初めてリベンジと言える」と語った。手応えと課題の両方を得て、出場61校で最も短い夏が終わった。(津布楽洋一)