奈良県警本部長「警備に問題、否定できない」 安倍元首相銃撃事件

【動画】鬼塚友章 奈良県警本部長の会見=安井健悟撮影
[PR]

 奈良市で街頭演説中の安倍晋三元首相が銃で撃たれて死亡した事件を受け、奈良県警の鬼塚友章本部長(50)は9日夕、県警本部で記者会見し、「警護・警備に関する問題があったことは否定できないと考えている」と謝罪した。

 鬼塚本部長はさらに、「警護の態勢か配置状況なのか、個々の警護員の能力なのか、さまざまな問題点については早急に確認し、具体的な策の見直しをはかっていく必要がある」とも述べた。

 安倍氏は8日午前11時32分ごろ、奈良市西大寺東町2丁目の近鉄大和(やまと)西大寺(さいだいじ)駅前の路上で、参院選奈良選挙区に立候補している候補の応援演説をしていた。演説中に、背後から近づいた男に撃たれたとみられる。

 警備は、奈良県警が警備部参事官をトップとする態勢で対応し、県警の警察官に加え、警視庁から派遣された警護員(SP)も現場にいた。