球児の夏開幕 プレーできることに喜びかみしめて 高校野球佐賀大会

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 第104回全国高校野球選手権佐賀大会が9日、さがみどりの森球場(佐賀市)で開幕した。36校が参加。新型コロナウイルス感染拡大の影響で縮小されていた開会式は、3年ぶりに選手らの入場行進が行われ、スタンドは待ちわびた観客らの熱気に包まれた。

 開幕試合となった唐津地区対決は、唐津西が早稲田佐賀を7―1で下した。第2試合は、佐賀農が初回に先取点を挙げたが、小城は14安打を放ち8―2で勝った。10日は同球場で1回戦2試合と2回戦1試合の計3試合が予定されている。

 この日は開会式に先立ち、高校野球の発展や選手の育成に尽くした指導者や審判をたたえる日本高野連、県高野連、県公式野球審判協会の各表彰式があった。「育成功労賞」に佐賀北の元監督・百崎敏克さん(66)が表彰された。その他の受賞者は次の通り。

(敬称略)

 【県高野連表彰】青木勝彦(前県高野連会長)、吉冨寿泰(前県高野連理事長)、平野真司(前県高野連事務局長)

 【35年表彰】原田修(嬉野)

 【25年表彰】槙淳二(同)

 【20年表彰】森田剛(佐賀商)

 【10年表彰】豊福弘太(東明館)、岩本洋和(厳木)

 【県公式野球審判協会表彰】竹内雅敏、福島厚、広瀬央、松本京子

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