3年生は2人だけ、監督は主将の父親 強豪・山梨学院に挑んだ

石平道典
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(10日、高校野球山梨大会 山梨学院31―0白根)

 部員13人で挑んだ白根の夏が終わった。「最後という気がしない。まだまだ野球がしたい」と戸栗瑠也(りゅうや)主将。昨年は部員不足で出場を辞退し、悔しい思いをした。今夏は1年生11人を迎えて臨んだが、強豪・山梨学院を相手に涙をのんだ。

 3年生は戸栗主将と中込晴斗(はると)選手の2人だけ。同じ中学出身。戸栗主将が「不安が大きかったけど一緒に頑張ってきた」と言えば、中込選手は「苦しかったけど、2人だから支え合ってこられた」。この日の試合、「ミスをおそれず、思い切ったプレーをしよう」と声をかけ合った。

 チームを見守ってきた戸栗哲也監督(49)は戸栗主将の父親だ。白根で選手として活躍した父の影響で、戸栗主将も中学生で野球を始め、同じ高校に進んだ。戸栗監督は「1人は息子だけど、あの2人がいたから白根の野球が続き、感謝しかない」と目を細めた。(石平道典)