名前は「ひっと」、2安打の大活躍 「名前の通りに最後に打てた」

鈴木裕
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(10日、高校野球愛知大会 旭野6―1瀬戸工科)

 ホームを踏んだ瞬間、雷がゴロゴロと鳴った。9日の1回戦の五回表、4点を追う瀬戸工科の山田筆斗選手(3年)は三塁打で出塁、相手の失策で唯一の得点のホームを踏んだ。

 「たまたまインコースに甘い球が来て、振り抜いたらフェンスの手前まで行った。ホームを踏んだときに雷が鳴ったことと併せて、ミラクルです」

 直後、試合は中断。雨も降りはじめ、継続試合が決まった。

 山田選手の名前は「ひっと」。でも、1、2年生の時はフライが多く、ライナー性の打球を心がけるよう修正してきた。3年生になってから長打力が身につき、この試合でも3打数2安打1四球と大活躍だった。

 継続試合を経験したことには、「リフレッシュできてよかった。前日のいい流れを続けられた」という。

 「両親からもらった名前の通り、ヒットを打ってやろうとずっと思ってきた。最後の試合で打つことができて良かった」(鈴木裕)