大統領が辞意、経済危機ついに政変へ スリランカで何が起きたのか

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ニューデリー=石原孝
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 経済危機が続くスリランカのラジャパクサ大統領は9日夜、13日に辞任する意向を議会に伝えた。地元メディアが報じた。この日、抗議デモ参加者の一部が大統領公邸を占拠するなど、大きな混乱に陥っていた。経済危機が政変へとつながり、長くこの国の政財界を支配してきたラジャパクサ一族の没落につながる可能性がある。

 5月に就任したばかりのウィクラマシンハ首相もこれに先立ち、国民の安全や全政党による政権の発足を進めるためとして、「首相を辞任する」とツイッターに投稿した。

 政府庁舎が立ち並ぶ最大都市コロンボ中心部では、この日朝から数万人の若者らが集まり、「大統領らは辞任せよ」と抗議デモを繰り広げた。参加者の一部は暴徒化し、大統領公邸に侵入。プールで泳いだりベッドに座り込んだりした。午後9時ごろには、ウィクラマシンハ氏の自宅が放火された。

 シーレーン(海上交通路)の…

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