2カ月弱でアジア太平洋14カ国 飛び回る中国外相、にらむは米欧

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北京=高田正幸、インドネシア・バリ島=翁長忠雄
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 中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相が、精力的なアジア太平洋外交を展開している。5、6月の南太平洋中央アジア訪問に続き、今月7、8日にインドネシアのバリ島で開かれた主要20カ国・地域(G20)外相会合にあわせて東南アジア計5カ国を訪問。ウクライナ問題を機に米欧との対立が深まる中、特にアジアの途上国新興国の取り込みが外交戦略のカギを握るとみている。

 中国外務省によると、王氏はG20初日の7日、議長国インドネシアのルトノ外相と会談。「我々はインドネシアとともに、途上国と新興国の共通の声を発し、冷戦思考に抵抗し、陣営間の対立に反対していきたい」と呼びかけた。

 王氏はG20会期中、インドやシンガポールの外相とも会談した。

 この前後にも、ミャンマー

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    坂尻信義
    (朝日新聞編集委員=国際政治)
    2022年7月11日11時36分 投稿
    【視点】

    王毅氏が中国の外相に就任したのは、2013年3月の全国人民代表大会(全人代)に際してのことで、前年の11月、5年に一度の中国共産党大会で習近平体制が発足したことを受けての外相交代でした。歴代外相のうち、王毅氏の前任者である楊潔篪氏、楊氏の前