• 
• 
• 
• 

　9日夜のロシア軍による集合住宅への攻撃で、少なくとも15人が死亡したウクライナ東部ドネツク州の状況について、ウクライナ非常事態庁は10日夕までに、がれきの下から計6人が救助されたことを明らかにした。なお20人以上が閉じ込められているとみられ、死者が増えるおそれがある。

　攻撃があったのは、ロシア軍が掌握を目指す同州の拠点都市クラマトルスクから南東約20キロのチャシブヤール。5階建ての集合住宅2棟が破壊され、15人が死亡、6人がけがをした。

　ゼレンスキー大統領はビデオ声明で「死者のリストには15人の名前があるが、残念ながら最終的な数ではない」と述べた。救助活動は続けられているが、同州のキリレンコ知事のSNSへの投稿によると、9歳の子どもを含む24人ががれきの下にいる可能性があるという。

　キリレンコ氏はさらに、クラ…