地方紙1面トップに載った赤福の「里帰り」 心待ちにする名寄の歴史

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松尾一郎 戸田拓
【動画】赤福と名寄、もち米が取り持つ縁=戸田拓撮影
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 「赤福」

 地方紙の1面トップ記事に、そんな2文字が見出しに載った。赤福といえば三重県伊勢市の銘菓だが、その新聞が配られたのは、約1200キロ離れた北海道北部の名寄市。どうして、この地で。なぜ、大ニュース扱いなのか。

 赤福餅とも呼ばれる赤福は、白く柔らかい餅をこしあんで覆った生和菓子だ。その原材料に、名寄とのつながりがあるという。

 赤福に使われるもち米「はくちょうもち」を供給するのは、道北なよろ農業協同組合(JA道北なよろ)。このため、赤福は名寄市民の誇りともいえる存在だ。

 地元紙「名寄新聞」に赤福の見出しが載ったのは6月18日付で、8月28日にある地元の祭りで赤福が販売されることを伝える記事だった。

赤福の記事が1面トップに載ったのは、製造地から遠く離れた北海道名寄市でした。人口2万8千人の小さな自治体と赤福の関係を深掘りすると、もち米にまつわる長い歴史と関係者の思いが見えてきました。

 なぜ、この記事が1面トップ…

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