台湾にとって安倍外交は特別だった 広がる追悼、今後に待つ課題

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台北=石田耕一郎
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 安倍晋三元首相の死去を受け、台湾では官民を挙げた追悼の動きが続いています。多くの市民が涙を流し、与野党の幹部も相次いで感謝のメッセージを出しました。安倍氏はどうして台湾で高い人気を集めたのでしょうか。また、安倍氏の死は日台関係にどんな影響を及ぼすのでしょうか。台湾の政治大学教授で、台湾の日本研究団体「台湾日本研究院」を率いる李世暉理事長に聞きました。

――台湾では安倍元首相を追悼する動きが続いています。日本大使館に相当する日本台湾交流協会の台北事務所には初日だけで約1500人が弔問に訪れたそうです。

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