第27回「私は行くよ」マイコさんは再び投票所へ 密着その後と一票への思い

有料記事参院選2022

三井新
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 参院選の企画取材で2日午前10時、JR仙台駅前の複合ビル5階を訪れた。期日前投票所の出入り口で終日、投票した人に声をかけて、「なぜ投票に来たのですか」「今日はどんな一日ですか」などと、一票に託した思いを尋ねた。

 休憩の1時間を除いた9時間で、じっくりと話を聞けたのは10人程度。投票所が開いてすぐ出会った大学1年生のミカさん(18)は、人生初の投票で、母親と一緒だった。「未来を考えると、自分の一票はすごく大切なんじゃないかなと思って。意思表示ができるのはうれしい」。明るい表情でショッピングに向かっていった。

 その直後に話したのは、電力系の会社に勤めるアキトさん(24)。「組合の方が積極的に呼びかけていて。投票しないといけなかった」と振り返る。いつも投票に行くわけではなく、「暑いですし、めんどくさい」と漏らした。自宅でユーチューブを見た後に来たといい、投票後はまゆげを整えに行った。

「別の日にまた来ます」 間に合わなかった女性のその後をたどると

 最も印象に残ったのは、NPO法人で働くマイコさん(35)だった。仕事帰りに急いだが、着いたのは投票所が閉まる午後8時をわずかに回った後。間に合わなかった。話を聞くと「投票しなきゃもったいない」ときっぱり。女性の参政権獲得の歴史を踏まえ、そう考えているという。「別の日に来ます」と言って帰宅した。

 本当に投票したのか。疑って…

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