筑駒野球部がPDCA徹底したら 「俺の価値観」捨てた監督の手応え

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狩野浩平
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 球音が響くバックネット裏のスタンドで、シャツ姿の佐藤穂高(3年)がノートパソコンを立ち上げ、カタカタと数値を打ち込む。

 6月下旬、東京都内で行われた筑波大駒場の練習試合。味方投手がコースを巧みにつく投球で、3者連続で飛球に打ちとる。そこで表計算ソフトのエクセルに独自の計算式を入力すると、この投手の防御率や被打率のデータがぱっと画面に映し出された。「飛球に打ち取る回数は、1イニング平均で約1・2回。いまのような投球で、この回数を増やせればいいですね」

練習を休んではダメ? 主将を選ぶのは監督? 変わる価値観や社会情勢を受け、高校野球の現場にも変化の動きが出てきている。「アップデート」(更新)を模索するチームを訪ねた。

 佐藤はチームの「データアナリスト」だ。カウントごとの打率や、球種ごとのストライク率といったデータを瞬時にはじき出す。

 エクセルを活用したこの分析…

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