マイナポイント、一人で複数回申し込み471件 自治体の処理ミス
中島嘉克
総務省は15日、マイナンバーカードを普及させるためのマイナポイント事業をめぐり、一人で複数回申し込んだケースが471件あったと発表した。自治体の事務処理の誤りが原因だとしている。ポイントが与えられていた場合は、取り消しや返還を求める。
カードの取得者らは申し込めば、現金と同じように使えるポイントがもらえる。政府は2020年7月に取得者に最大5千円分を付与する「第1弾」の受け付けを始めた。今年6月30日からは「第2弾」を本格開始。カードを健康保険証として登録し、金融機関の口座をひもづけすれば、それぞれ7500円分もらえる。
総務省によると、ポイントは本来、1人1回しか申し込みができない。3月下旬に利用者からの問い合わせで複数回申し込みができるケースが発覚した。
調べたところ複数回の申し込みは471件で、うち2回が470件、3回が1件あった。
申し込みにはカードの電子証…
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