最近の大関って本当に不甲斐ない? 歴代大関とデータで比べてみた

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鈴木健輔、松本龍三郎
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 いつも通り胸から当たる立ち合い。ただ序盤戦までの正代と違ったのは、あごが上がらず、前傾を保てたこと。211キロの逸ノ城をいなして体勢を崩すと、両手で押し切った。会場がどっと沸いた。

 取組後、正代は立ち合いを変えたと明かした。

 「勝率が悪かったので、ちょっと新しいことをやってみようと」

 これまでは「伸び上がって、胸が起きて、足にも余裕がなかった」。それを、この日のように腰を落とし、頭を下げる。

 「この立ち合いをすると決めた。その一つに決めたので、他に迷ったりとか、そういうこともなく、思い切りいけたのかな」

 今場所初の連勝で3勝目。先に、先に攻めた思い切りの良さを評価した八角理事長(元横綱北勝海)だが、カド番脱出に光が見えるかと問われると、「いや、まだまだでしょう」。

 今年春場所に終盤の連勝でカド番脱出劇を演じた「実績」の持ち主とはいえ、いまだ黒星先行。三役以上4人との対決を残している。

 正代と同じく前日まで2勝4敗だった御嶽海は、部屋内で新型コロナウイルスの感染者が出たため休場に。番付の扱いは場所後に審判部が判断することになった。仮に据え置かれるとしても、来場所は再びカド番だ。

 貴景勝はこの日、3敗目。1年前の名古屋で首を痛めて以降、本来の馬力が影を潜めている。

 最近の不振ぶりに親方衆からの苦言が止まらない彼らを、過去の大関と比べてみた。

■歴代ワーストは、現役の……

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