完封の池田エース片山君、ルーティンは和菓子 目指すは吉田輝星投手
(17日、高校野球大阪大会2回戦 池田7―0香里丘)
池田のエース片山陽光(ひかる)君(3年)が香里丘を相手に9三振を奪い、完封した。
立ち上がりは球が浮き、ボールが先行しがちだった。しかし、カーブが決まり出すと徐々に持ち直し、四回以降は一本も安打を許さなかった。松井孝真監督は「絶大な信頼を置いている」と話す。
目指す投手像は、4年前の選手権大会で準優勝した金足農の吉田輝星投手(現・日本ハム)。「(同じ)公立校からはい上がって、いいピッチングして、1人であれだけ戦えているので」と理由を明かす。
ルーティンは「本番の日に和菓子を食べること」。この日も朝、試合前に最中をひとつ食べたという。一番好きなのはようかんだが、「あまりに食べたくて、前の日に食べて(今日の分は)なくなってしまった」と笑顔を見せた。
この日の出来は「まだ、50~60点」。さらに勝ち上がっていくには、「直球を低めに修正しないといけない」と顔を引き締めた。(稲垣大志郎)
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