葛城ユキの「名張ブルース」も ご当地レコード展 三重

吉住琢二
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 6月に亡くなった歌手の葛城ユキさん(享年73)が新人時代に歌った「名張ブルース」など名張周辺を題材にした懐かしのレコードを紹介する「こんな人も歌っていた!ご当地ソングレコード」展が、三重県名張市立図書館(桜ケ丘)で開かれている。7月31日まで、観覧無料。

 葛城さんは1980年代の「ボヘミアン」のヒットなどで知られる。「名張ブルース」は、69年に本名の田中小夜子の名で日本コロムビアからリリース。「涙と一緒に 女の夢も 流してしまった 名張川」「あゝ夜がむせび泣く 名張ブルース」と恋に破れた女心を歌う昭和歌謡だ。歌詞には香落渓など名張の名所も登場し、ジャケット写真も赤目四十八滝と青蓮寺橋付近で撮影された。

 図書館の山口浩司館長によると、60~70年代にはレコード会社が自治体とタイアップしてご当地ソングを出すことがよくあったという。ほかに、市制25周年記念で作られた「名張市民の歌 あなたとわたし/デュークエイセス」(79年)や名張青年会議所が企画した「天正伊賀の乱/都はるみ」(75年)、「名張音頭/鈴木美恵子」(64年)など図書館所蔵のドーナツ盤レコード7点を展示している。山口館長は「意外な有名人が歌ったご当地ソングがあることを知って欲しい」と話している。(吉住琢二)