林外相、台湾副総統を「ご指摘の人物」と呼称 官房長官が理由を説明
安倍晋三元首相の弔問のために訪日した台湾の頼清徳(ライチントー)副総統を林芳正外相が「ご指摘の人物」と呼んだことについて、松野博一官房長官は19日午前の閣議後会見で「頼副総統について名前を挙げて質問があったので、それに応じる形で『ご指摘の人物』と述べたのみだった」と説明した。
日本は台湾を独立国として認めておらず、現職の副総統の訪日受け入れは異例だった。12日の会見で所感を問われた林氏は、「今ご指摘のあった人物については、安倍元総理の葬儀に参加するため、あくまで私人として私的に訪日をされている」と述べた。
頼氏の訪日をめぐっては、中…