北アルプスで登山道がピンチ 整備の協力金一口500円を呼びかけ

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 安全登山を支える登山道。その整備は山小屋を中心にした関係者が担ってきたが、近年、山小屋の経営が厳しくなり、登山道を守ることが困難になっている。北アルプス南部で行われている登山道整備のために協力金を求める実証実験について、山岳ジャーナリストの近藤幸夫さんが報告する。

槍・穂高の人気エリアで実証実験

 登山者に人気の高い槍・穂高連峰や常念山脈などが連なる北アルプス南部。登山道整備の協力金を求める実証実験「北アルプストレイルプログラム」が4月から行われています。昨年に続き2回目の試みです。

 安全登山を支える登山道の整備は山小屋を中心にした関係者の努力で整備されてきました。しかし、自然災害による登山道の被害に加え、新型コロナ禍で山小屋の経営が厳しくなり、これまでの枠組みでは登山道を守ることが難しくなっています。この実態を登山者に知ってもらい、新たな制度を発足させる狙いがあります。

 実証実験は、環境省長野県松本市などの自治体、山小屋関係者でつくる「北アルプス登山道等維持連絡協議会」が4月27日から来年3月末まで実施しています。

苦しい山小屋の経営状況が影響

 任意の協力金は1口500円…

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