NY株、754ドル値上がり 決算堅調で業績悪化の懸念が後退

ニューヨーク=真海喬生
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 19日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が750ドル超値上がりした。インフレや金融引き締めで企業業績が悪化するとの懸念が後退し、株式が買われた。終値は、前日より754・44ドル(2・43%)高い3万1827・05ドルだった。

 米国では急激なインフレが続き、中央銀行の米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のため利上げなど金融引き締めを進めている。これまでは急速な引き締めにより景気が減速して企業業績が悪化する、との懸念から株式が売られていた。しかし、本格化した4~6月期決算で企業の底堅い決算発表が目立ち、投資家が株式を買い戻す動きが広がった。(ニューヨーク=真海喬生)

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