山上容疑者の銃、火薬に電気流し着火か 弾は市販品で1度に6発発射

有料記事

[PR]

 安倍晋三元首相(67)が8日、奈良市で銃で撃たれて殺害された事件で、無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が使った銃は、火薬に電気を流して着火し、爆発させて弾を発射させる仕組みだったことがわかった。弾は市販されているものだった。奈良県警は、容疑者が銃の試作を繰り返したとみている。

 山上容疑者は8日午前11時32分ごろ、近鉄大和(やまと)西大寺(さいだいじ)駅前で参院選の街頭演説中だった安倍氏を銃で撃ったとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。銃は現場で押収された。

 県警によると、この銃は長さ約40センチ、高さ約20センチ。筒状の銃身が2本あり、1度引き金を引くと6発が発射される構造だった。

 捜査関係者によると、この銃は手製で、2本の銃身の下には小型のバッテリーが備え付けられていた。バッテリーはリード線で火薬につながっており、バッテリーを稼働させて火薬に電気を流し、爆発させる仕組みと判明したという。

 1度で6発の弾丸が発射され、一つの弾の大きさは直径5ミリ~1センチ程度だった。市販されているものという。

 県警は山上容疑者宅を捜索し…

この記事は有料記事です。残り635文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!
  • commentatorHeader
    福田充
    (日本大学危機管理学部教授)
    2022年7月20日14時49分 投稿
    【視点】

    安倍元首相銃撃の直後にメディアで報じられた現場に落ちた手製銃の写真から、ある程度の銃の知識がある人であれば、この手製銃がどのような構造をしているかは推測できたと思います。今回捜査と供述からその銃の構造の詳細がさらに報道され、自分自身その推測