東京・成城の路上に「小銃のようなもの」 警察が型番を調べると…

山口啓太
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 20日午後0時35分ごろ、東京都世田谷区成城1丁目の路上で、通行人の男性から「小銃みたいなものが見つかった」と110番通報があった。警視庁成城署が男性から小銃のようなものを受け取って刻印から型番を調べたところ、現在は製造が終了しているモデルガンと判明した。拾得物として持ち主を探すという。

 朝日新聞の取材に応じた通報者の30代男性によると、モデルガンは歩道脇にある高さ約1メートルのコンクリート壁の上に寝かされた状態で見つかった。男性が持ってみたところ、重さは約4キロあり、銃身がさび付いて木製の柄の部分も朽ち果てた状態だった。

 「本物かも知れない」と思って110番通報したという。

 男性は「警察にそのまま待機するよう言われて持っていたところ、下校中の小学生に見られて怖がられてしまった」と話した。(山口啓太)

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