龍谷大平安、京都成章にサヨナラで8強 両チーム計25安打の打撃戦

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 (20日、高校野球京都大会4回戦 龍谷大平安8―7京都成章)

 両チーム合わせて25安打の打撃戦を龍谷大平安が制し、ベスト8に進んだ。

 同点の九回2死二塁。1番南野倫平(3年)が左翼線にサヨナラ二塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。

 「お前に任せたから」。ベンチから次打者席に向かう前、原田英彦監督から声をかけられ、気合が入った。カウント3―1からの外角直球を鮮やかに流し打った。

 龍谷大平安にとって、苦しい展開だった。

 一回、先発の久門晨平(3年)の制球が定まらず、連続四球から3失点。打線が懸命につないで追いつき、四回に逆転した。

 ところが、七回のピンチで救援した3番手の吉松優成(3年)が連打を浴び、追い上げられてしまう。

 慌ててエース右腕の足立雄祐(3年)を投入して同点でとどめたが、原田監督は「僕の継投ミスでした。スッと足立を出せばよかった。下手な試合をしてしまいました」と大粒の汗をぬぐった。

 ベテラン監督の投手起用の失敗を、打線の奮起でカバーした格好だ。

 この日の14安打のうち、長打は2本だけ。各打者がきっちりミートに徹した。「あと3試合、つないでやっていきたい」。4年ぶりの夏の甲子園へ向け、原田監督は気を引き締めた。